プラセンタの有効成分。
成長因子とは

美容に関心のある人に人気のプラセンタ。
プラセンタは哺乳類の胎盤が原料です。
胎盤とは皆さんご存知の通り、タンパク質、脂質、糖質やビタミン、ミネラル等、赤ちゃんの成長に必要な栄養素がすべて含まれている臓器になります。
これらに加えプラセンタを説明するにあたり、欠かせないのが成長因子です。
あまり聞きなれない成分ですが、もの凄いパワーを持っています。
今回はこの成長因子について詳しく紹介します。

成長因子には、細胞分裂を活発にする働きがあり、次々と新しい細胞を生み出したり、傷ついた細胞を修復したりします。
細胞が活性化するということは新陳代謝がアップし、体質改善や免疫ＵＰに繋がるのです。

20代前半までは、お肌の細胞は約2週間で死に、新しく生まれ変わります。
この一連の流れをターンオーバーと言い、活発な状態であれば若々しいお肌を保つことができるのです。
しかし、年齢とともにターンオーバーの期間が長くなり、古い細胞がお肌に残り、くすみやしわ等、老化が現れてきます。
成長因子のパワーでどんどん細胞を生み出すことが、若さの維持、美肌作りのポイントになるといえるでしょう。

注目すべき点は、成長因子が含まれるのは、プラセンタだけという事。
コラーゲンやコエンザイムＱ10等、年齢とともに体内での生産量が減ってしまう成分は、食事から補うことができますが、成長因子はプラセンタから摂取する以外の方法がありませんので、注射かサプリメントからということになります。